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2012年7月

2012年7月30日

Mac mini で Mountain Lion の音声入出力機能を使ってみた

OS X Mountain Lion の新機能、日本語文の音声入力機能を試してみた。

Mac mini の音声入力ジャックに手持ちのマイクを接続したが使えなくて、インターネットでいろいろ調べてみると、USB接続のマイクなら使えることがわかったので、早速電気店で買ってきた。

マイクをUSB端子に接続してから、
システム環境設定の「ハードウェア」パネルの
「サウンド」をクリックして
「入力」のタブで
「USB PnP Sound Device」をクリックすると
問題なく音声をマイクから取り込むことができた。

  まだまだ準備しなければいけないことがある。
  今度は文章を音声で入力するための設定が必要だ。

システム環境設定の「システム」パネルの
「音声入力と読み上げ」をクリックして
「音声入力」のタブで、
「音声入力:」の「入」の左側の○をクリックすれば、
文章を音声で入力する機能が有効になる。

同じウィンドウで、
音声入力を始めるためのショートカットキーも
自分の環境に合わせて設定し直したほうがいい。

私の場合、キーボードは本体付属のものではないので、
Fn キーの働きが特殊であり、
初期設定の「Fn キーを2回押す」は使えなかった。
それで、そこは
「どちらかの Command キーを2回押す」に変更した。

これらの設定が全て終わると、日本語のキーボードから文を入力できる場面では、どのソフトであっても、マイクからの音声入力でキーボードからの入力の代わりをすることができるようになる。
  この文章の半分ぐらいはマイクから音声で入力した。
(ただし、この機能はインターネットに接続しているときだけ使える。)

  ついでに、テキストの日本語読み上げ機能も設定した。

システム環境設定の「システム」パネルの
「音声入力と読み上げ」をクリックして
「テキスト読み上げ」のタブで、
「システムの声」の隣を見てみると、
初めは Alex と表示されているが、この声は英語しか話さないので、
日本語を読み上げさせるには設定を変更する必要がある。
Alex と書いた枠の右端にある上下三角矢印をクリックすると現れる
「カスタマイズ…」をクリックすると、
「声を選択:」というダイアログが現れるので、
     日本語(日本)
     □Kyoko
の□をクリックして、
チェックが入ったのを確かめて、
[ OK ] をクリックすれば、
日本語の文章を読み上げるさせることができる。

ただし、初回は日本語を読み上げるための追加プログラムを
ダウンロードしてインストールするために、しばらく待たされる。

これで マッキントッシュと音声でいろいろやり取りできるようになった。
新しいOSの機能を楽しめるのはうれしいことだ。

2012年7月27日

Mac mini に Mountain Lion をインストールした

  ダウンロードできるようになった日の翌々日に Mac mini に新しいOS、Mountain Lion をインストールすることができた。

  今回のアップデートにはUSB版が提供されていないので、思い切って App Store からダウンロードした。

  ダウンロードするファイルが4GBと巨大なので、私の貧弱なネット環境では、午後からダウンロードを始めても半日では終わらず、午後9時頃には回線が込み合って、ますます速度が遅くなったので、あと1GBというところで一旦ダウンロードを中止した。
  翌朝の、まだ込み合っていない時間帯にダウンロードを再開したら、比較的速く残り全部をダウンロードできた。
  購入後にダウンロードを途中でやめたときには、App Store の「購入済み」のページを使えば、ダウンロードを何回にでも分けて行なえるので便利だ。

  ダウンロードが終わると、自動的にインストールが始まり、40分ぐらいで新しいOSが動き始めた。その間、2回再起動した。インストール作業は非常にスムーズに事が運んだ。

  困ったのは、インストール動作をしている間は、何もせずにいると約3分ごとにディスプレイが消灯して、うっとうしかったこと。

  インストールの進行状況を確認するために、真っ暗になっているディスプレイを点灯するには、マジックトラックパッドをクリックすればいいのだが、
画面が消えていると、ポインタがどこを指しているかが見えないので、クリックすると何が起きるか予想がつかず、クリックするのがこわくなってしまう。

  それで、インストールの間は常にポインタを画面の左端中央に持ってきておいて、画面が消える前にポインタの位置をはっきり覚えておくと、
不安にならずにマジックトラックパッドをクリックできた。

システム環境設定の省エネルギーのところで、ディスプレイのスリープは「しない」と設定してあるのに、OSの更新のときにはそれは無効になるようだ。

  新しいOSは、これまでのところ快適に動作している。不具合は見られない。

  新しいアプリの、リマインダーとメモは、iPod touch で入力してあった内容が iCloud を通して自動的にマッキントッシュにコピーされていた。

  その他の全ての設定も、Lion での状態が引き継がれていた。

  ただ、辞書は、国語辞典と英和/和英辞典の内容が、スーパー大辞林と、ウィズダム英和・和英辞典に変更されていた。以前の辞典が好きだった人は残念だろう。

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