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2012年9月

2012年9月27日

Mac mini の Bluetooth(その2)

  この記事は前稿「Mac mini の上には物を載せないで!」の続編である。

  Mac mini は本体下の面からの放熱がかなりあるので、それを逃がすために、私は Mac mini を机の表面より少し高いところに設置して使っている。

前稿に書いたとおり、私の Mac mini (2009 Late) の Bluetooth 用のアンテナは本体の上面近くにあるので、机の表面に置いてあるキーボードやマウスとは、ますます電波のやりとりが難しくなり、ちょっとした邪魔な電波が入っても、影響を大きく受ける状態になっている。

  前稿には、Mac mini の『上に何も置かないようにしたら、Bluetooth 機器が使えなくなる事態は、今のところ起きていない。』と書いたが、
最近また、キーボードやマウスとの接続が切れやすくなった。

  今度は、接続が切れる現象は必ず、常用しているUSBポータブルHDDを繋いだときに起きることを突き止めた。

  それで、そのHDDをよく眺めると、裏に、
『この装置は、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 VCCI-A 』
と書かれている。

  VCCI は、コンピュータなどの情報機器から発生する電磁妨害波の規制について協議する、日本の業界団体の略称である。ここが定めている規格に、VCCIクラスAと、VCCIクラスBがあり、Aの方がたくさん妨害電波を発生する恐れがある。

  つまり、Bluetooth や無線LAN など、電波を多用する使い方では、VCCIクラスAの機器は避けた方がよいのだ。

  そんなことを知らなかった私は、デザインがフォルダのアイコン(古いWindowsのもの)に似ていてかわいいので、そのHDD (今は製造終了) を買ってしまっていた。

  これまでは別のコンピューターを主に使っていたので、今回の記事に書いたような現象も起きず、こんな規格に気がつかなかった。

  それで、私は 、Mac mini に接続して常用する外付けHDDを、
VCCIクラスBの規格のUSBポータブルHDDに取り替えた。
すると Bluetooth の電波障害は激減した。

Vccimark   VCCIクラスBの機器には左のマークが表示されているので、
  このマークが付いた機器を使うことをお勧めする。

2012年9月25日

Mac mini の上には物を載せないで!

  この頃は、Mac mini を使う機会が増えている。
それで気がついたのだが、長く使っていると、途中で Bluetooth 接続のマウスや、キーボード、マジックトラックパッドが反応しなくなることが多くなっていた。

  Bluetooth が途中で使えなくなることについてウェブでいろいろ調べても、私の疑問にピッタリの答えはなかなか見つからなかった。
  それで、Bluetooth のアンテナが Mac mini の筐体の中の取り付けられている位置に関係するのかと考えて、アンテナの位置をキーワードにして調べ直したら、
Mac mini の分解をした人の書いたブログ(複数)にその答えがあった。 

Bluetooth のアンテナは Mac mini の筐体の上の端に取り付けられている そうだ。

(検索にヒットしたページへ直接ジャンプしても、なぜか、アンテナ位置について書かれた部分は、消されて載っていなくて、Google にキャッシュされたページの方を見ると、アンテナの位置に関する記述が載っていた)

  私が使っていてマウスとキーボードが反応しなくなった場面を振り返ってみると、その時はいつも筐体の上に何か(USBポータブルHDDとか、一時的にマジックトラックパッドとかマウスとか)を置いていた。
これが分かってから、上に何も置かないようにしたら、Bluetooth 機器が使えなくなる事態は、今のところ起きていない。

  机の上のスペースが狭いと、Mac mini の上の平らなスペースには、ついつい何かを置きたくなってしまう。
だが、Bluetooth 機器を接続するのであれば、筐体の上に何かを置くのは厳禁である。

「 神聖なるアップルマークを踏みつけてはいけない 」、なんちゃって。

※注  私の Mac mini は最新型ではなく、少し古い 2009 Late なので、
ここに書いたことが最新の Mac mini に当てはまるかどうかは分かりません。


※[おまけ] ディスプレイ装置によっては Bluetooth の通信を邪魔する電波を出すものがあるそうです。

2012年9月20日

mac mini は電源を入れるときに早、 Bluetooth が使える

  今日、私は、何も期待せずに、試しに、
電源投入時に、Bluetooth 無線接続のキーボードのALT キーを押したまま
mac mini の電源を入れた。

USBキーボードなら、この操作で起動ディスクの選択画面が出るのだが、
Bluetooth の場合は、まだドライバが働いてなさそうだから、
こんな操作をしても無視されるだろうと、勝手に思っていた。

  そしたら、びっくりしたことに、

何と、mac mini は、起動ディスクの選択画面を表示し、
OS X か Windows か どちらのOSを起動するかを選ぶことができた。
しかも、そのときに Bluetooth のマウスも利用できた。

  一般の Windows パソコンでは、たしか、電源投入時点では
Bluetooth は使えなかったはずだ。
  マッキントッシュでは、電源投入時に動くファームウェアが
Bluetooth をサポートしていることになる。
  今更ながらマッキントッシュというマシンの優秀さを感じた。

(Bootcamp で DVD などから Windows をインストールしている途中の
 選択肢を選ぶ場面では、マシンは Windows のインストールソフトの
 支配下にあるから、Bluetooth のキーボードやマウスは使えないだろう
 と思う。やはり、USB接続のキーボードやマウスが必要だろう。
 それを確かめるために、もう一度、同じことをする気力は私にはないので
 間違っていたらすみません。)

2012年9月 3日

Windows 7 を Boot Camp で Mac miniにインストールした

  Windows 7 を、Boot Camp を使って Mac mini
(OS: Mountain Lion、RAM: 4GB、HDD: 320GB、CPU: Core 2 Duo)
にインストールした。

事前に準備したものは次の通り。

  • Boot Camp アシスタントがダウンロードするサポートソフト(Windows用デバイスドライバなど)を収録するための、USBフラッシュメモリー(8GB)
  • Windows 7 のインストールDVD
      (私の機種は64ビット版の対象機種のリストに入っていないので、32ビット版をインストール)
  • USB接続の、マウスとキーボード
      (どちらも、手持ちの Windows 用を使用)

  準備物の最初に挙げたUSBフラッシュメモリーは、実際には1GB未満しか使われていなかった。
何かの解説で8GB必要と書かれているのを読んだのでそれを用意したのだが、
それはDVDドライブを内蔵していない機種で Windows のインストールDVDの内容をUSBフラッシュメモリーへ書き込む場合の必要量なのだった。
私の機種にはDVDドライブが内蔵されているので、Windows のインストールDVDはそのまま使うことができる。そういった場合には、1GBもあれば良いようだ。

Boot Camp アシスタントが動いているときには、まだ OS X の支配下にあるので、外付けのDVDドライブを認識して、DVDからUSBフラッシュメモリーへコピーすることができる。

ところが、再起動して Windows 7 をインストールする段階になると、機械は Windows 7 のインストール・ソフトウェアの支配下にあるので、必要最小限のデバイスドライバしか用意されていなくて、外付けのDVDドライブや、Bluetooth 接続の機器は認識しない。
それで話がややこしくなっているようだ。

 

  BOOTCAMP アシスタント が動き始めてから、Windows のインストールが終了するまで2時間ほどかかった。途中何度か再起動した。

インストール作業中は Windows用のUSB接続のキーボードとマウスを使用した。
インストール終了後、Windows が順調に動き始めてから、
常用している、無線接続で、コンパクトで、場所を取らない Bluetooth接続のキーボードやマウス、マジックトラックパッドを追加接続した。

Bootcamppartition_4
  HDDのパーティション分割は、OS X に 200GB弱、Windows に 120GBを割り当てた。

Bootcampformat_3
  Windows のDVD からのインストール途中で、
BOOTCAMP アシスタントで作成した Windows用パーティションには Windowsをインスト-ルできません、という警告が出て停止した。

最初はそれへの対処の仕方が分からずに、インストールに失敗したのかと思って、
電源を切って一度中止して、
USBキーボードのオプションキー(Alt キー)を押しながら電源を入れて
OS X Mountain Lion を起動して
ウェブでいろいろ調べたら、
BOOTCAMP アシスタント が作成したパーティションは FAT32形式でフォーマットされていたのだった。

  DVDドライブに Windows のインストールDVDが入った状態で再起動して、
DVDからのWindows のインストールの最初から始めて、
最初に失敗したと思った場面(2つめの写真)まで作業を進めて、
画面の右の方の「ドライブオプション(詳細)」をクリックすると、ダイアログが出て
問題のパーティションを NTFS 形式でフォーマットし直すことができて、
それ以後は順調にインストールが進んだ。

  ウィルス対策ソフトはウィルスバスターなど有料のものを使おうかとも思ったが、無料で使うことのできる Microsoft Security Essentials を インストールした。
パワーのあるマッキントッシュでは、このソフトが他の動作の邪魔になることはなかった。

  性能を評価する Windows エクスペリエンス インデックスで調べると、ハードディスクのアクセスが少し遅いが、それ以外のサブスコアでは比較的高性能だった。
これまでメインに使ってきたネットブックと比べたら、Boot Camp の Windowsシステムは、はるかにキビキビと動く。これをメインの Windows パソコンにしてもいいかもしれないと思った。これまで使ってきたネットブックの動作が、実は非常に遅い、ということがよく分かった。やっとまともな Windows パソコンを手に入れることができた。

その他、疑問に思われる点については、私見を述べても不正確になりますので、
次のサイトをご覧ください。
http://support.apple.com/kb/HT3986?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP

また、bootcamp の詳しいやり方の説明は次のURLにあるPDF文書をお読みください。
http://manuals.info.apple.com/ja_JP/boot_camp_install-setup_10.7_J.pdf

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