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2013年1月

2013年1月26日

Androidのワープロ・アプリの正しい使い方

 Android 用の Office Suite に含まれるワープロアプリはどれも Microsoft Word との互換性を謳っているが、それは MS Word で作成した文書ファイルを読み込んだときの、表示に限定されているようなアプリがほとんどだ。

 タブレットだけを使って新しく文書を作成するときの互換性は極めて低く、ごく基礎的なことができるにすぎない。

 それはおそらく、それらのアプリは、まず文書ファイルのビューワーとして作成されたのであり、新規に文書を作成する機能は後に、おまけのように追加されたのが始まりだからなのだろう。

 例えば、表を挿入する機能は持っているが、挿入された表の列の幅を調整する機能は持っていない。列が2つある表を挿入したら、真ん中に区切りがある、等しい幅の列が2つ作成されて、それ以上は幅をいじれない。幅を調節したければ、いったんパソコン上の MS Word (または互換ソフト)へ読み込んで幅の調整をして書き込む必要がある。それをもう一度このタブレットへ読み込むと、パソコンで設定した列の幅の変更が反映されている。
 図や写真の挿入にしても同じ要領だ。図の周りの文字の回り込み方も、パソコンへ読み込んで調整するしか方法がない。

 つまり、書式設定の複雑な文書は、初めに書式を決めたテンプレート(雛形)をパソコンの MS Word 等で作成してから実際の文字をタブレットで入力するとか、
パソコンで作成した文書のちょっとした修正にタブレット使う、というのが、タブレット上の現状のワープロアプリの正しい使い方であると言える。

 タブレットの性能は飛躍的に向上してきているので、高性能なタブレットはパソコン並みの編集機能を持ったワープロアプリも動かせるだけの性能を持っていると思うが、アプリの作成は Andoroid というくくりで行われるので、傑出した機種があっても、それに対応したアプリは作られにくいのだろう。Android の端末全部の性能が一定水準に達する日まで、パソコン用と同等な性能を持ったアプリが現れるのは難しいだろう。

※ 第1稿よりあとで分かったのだが、Kingsoft Office は、上の文章に『できない』こととして例示されていることが『できる』ような、もっと高性能なアプリである。それで、上の文章は KIngsoft Office には当てはまらないことを、ここに断っておく。

※ こんなことをいろいろ書き連ねたが、後日、Android 版の、Microsoft 本家作成の Office アプリ(Word、Excel、Powerpoint)が提供されたので、Office互換のアプリは全滅に近い打撃を受けたことだろう。しかし、この本家のアプリもパソコン版に比べたら、VBAが使えないなど、かなりの機能限定版だ。おそらく小型画面のWindowsマシン用の Office Mobile と同等ではなかろうか?。(2016.1.1)

2013年1月16日

Android の iWnn のテンキー平仮名入力のコツ

  Nexus 7 の仮想キーボードでの日本語入力は
  テンキーのフリック入力で行なうのが一番適切だと私は思う。
  フリック操作には実に軽快に反応してくれる。
  慣れたら、すいすいと文を入力できる。

  ただ、テンキーの平仮名入力の状態のときに、
グレーのキーに数字や英字が小さく表示されているのに、
どうやったら数字と英字を入力できるのかが、
最初はなかなか分からなかった。

Nexus_13

  何回か使っているうちに
グレーのキーをどれか押したときに
左端の下から2番目の機能キーの表示が
「記号」から「英数 カナ」に変わることに気が付いた。

例えば、Jota Text Editor に「き」を入力すると
次のような変換候補があらわれて
「英数 カナ」の表示が出る。

Nexus_11

そのときにその「英数 カナ」キーを押すと
変換候補にカタカナや英字や数字がいろいろ表示される。

Nexus_12

1つのキーに3個割り当てられている英字
の入力は次のようにする。

例えば、「か」を入力して「英数 カナ」を押すと
A  が変換候補に出て (数字は1桁の 2)

「き」をフリック入力して「英数 カナ」を押すと
B  が変換候補に出て (数字は同じ2が2桁の 22)

「く」をフリック入力して「英数 カナ」を押すと
C  が変換候補に出る (数字は同じ2が3桁の 222)。

数字の1桁入力には
 あ か さ た な は ま や ら わ
の、どれかを押せばよい。

  また、初期状態では、
「ああ」とか 「あああ」とか 「かか」とか
五十音表の「あ」の段の平仮名を続けて
入力するにはコツが要った。
素早く2回続けて「あ」を押すと 「い」に
素早く3回続けて「あ」を押すと 「う」に なってしまう。
「あ」と「あ」の間に 1,2と
頭の中で数えて時間を少し空けると
「ああ」とか 「あああ」と 入力できた。

これは「トグル入力」
(ガラケーのような、
 キーを押す回数で、違う文字を入力する方式)
が有効になっているからで、

次のようにすると、
素早く「ああ」、「あああ」、「かか」とか入力できる。

設定アプリを起動し、
「言語と入力」 をタップ → 
「 iWnn IME 」 の行の右端のアイコンをタップ →

スクロールして下の方にあらわれる
「トグル入力           
フリック入力有効時もトグル入力を有効にする 」

の行の右端をタップしてチェックをはずす。

これで、、
日本語の文章を快適に入力できるようになった。

2013年1月 5日

Nexus 7 もミニ・パソコンになる

この文章は Nexus 7 へ、ニンテンドーキーボードで入力しました。
快適に入力できました。

ニンテンドーキーボードの初めての接続時は、
・ Nexus 7 付属の設定アプリで Bluetooth をONにしてから、
・ ニンテンドーキーボードの電源を、「Fn」キーを押しながら入れ、
・ 設定アプリの「デバイスの検索」の文字をタップすると、
・ 少し待っていたら、「Nintendo Wireless Keyboard」という名前で認識し、
・ 入力するよう要求して画面に表示される何桁かの数字と、Enter キーを入力すると
接続されました。

この文章を書いている途中で同様に設定作業を行って、
Bluetooth 接続のマウスも普通にペアリングできて、使用できました。

Mousecursoronnexus7_2 マウスの初めての接続時は、
・ マウスのConnectボタンを押してから
・ 設定アプリの「デバイスの検索」の文字をタップすると、
・ 少し待っていたら接続されました。
マウスが有効になった瞬間にマウスポインターが表示されました。

Nexus 7 本体は、ASUS純正のドックに立てて、ドックにUSB電源コードも繋いだ充電中の状態で使用しました。


Nexus7minipc
この状態での使い方では、全く小型のパソコンを使うのと変わりありません。

なお、この文章の入力に使用したアプリは  Jota Text Editor です。

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