フルハイビジョンディスプレイ
Mac mini のために新しいディスプレイを買った。
LG電子の、フルHD(1920×1080ドット)、21.5型、
AH-IPS 液晶搭載の、
比較的安価なもの(型番:22EA53VQ-P)を買った。
画素の間隔は、
従来使用していたHD(1366×768 ドット)、15.6型の
ものと比べるとほんの少し密度が高いぐらいだ。
買ってきたばかりの設定では画面が明るすぎるので、
私は25%ぐらいまで輝度を下げて使っている。
パソコンのディスプレイとして長時間使うには、
これぐらいがちょうどいい。
接続方法は DVI デジタル を使うことにした。
従来のアナログRGB D-Sub15ピンによる接続と比べると、
ドットが正確に表示されて、色のにじみなどはなくなったし、
画面の反応も速くなった。
Windows 上の iTunes の ビジュアライザのアニメーションも、
曲に合わせてキビキビと動くようになった。
下見に行ったパソコンショップの店員に訊いたら
DVI デジタルと D-Sub15ピンとの接続方法による違いは
27インチぐらいの大型ディスプレイじゃないと分からない、
と言っていたが、
そんなことはない。
全く違う、というのが私の印象だ。
Windows 7 での画面は、
広くなった以外は、ぱっと見にはそれほど変わらないが、
画面が広いので、情報量は飛躍的に多くなった。
広々として気持ちがいい。
また、視野角が広いので
画面が大きくなっても隅々までくっきりと見える。
OS X Mountain Lion での使用感は、
電気店の売り場で眺めてはうらやましく思っていた
iMac と それほど違わない。
1万円ちょっとでこんなに変わると、得した気分だ。
また、HDCP対応なので、
従来のディスプレイでは低解像度でしか視られなかった
地デジソフトの画面が
フルハイビジョンで視聴できるようになったし、
HDMI の入力端子も付いているので、
BDレコーダーと繋いで、フルハイビジョンで
テレビ放送や、録画した番組を見ることができる。
パソコン画面で作業しているときに、
テレビ画面とパソコン画面を行き来するなら
地デジソフトを使えばいいし、
じっくりとBDソフトや
テレビ放送や録画番組を鑑賞したいときには
BDレコーダーをリモコンで操作しながら視聴すればよい。
つまり、テレビパソコンをもう1台買ったのと同じ効果もあった。
おかげで、
これまで使っていた超小型テレビの出番が少なくなった。
スピーカーは付いていないので、
外付けのスピーカーが必要だ。
私はSONY製の卓上小型スピーカーを
ディスプレイの両脇に置いている。
だが、
パソコンで使用するときにはパソコンのイヤホン端子へ
繋ぐ必要があり、
BDレコーダーからの音声は HDMI ケーブルに乗って
やってくるので、ディスプレイのイヤホン端子へ
繋ぐ必要がある。
いちいちコードの端を抜いて繋ぎ直すのはめんどくさいので、
安価なオーディオセレクターを購入して
両方からのコードをこれに繋いでおき、
ボタン操作で切り替えられるようにした。
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