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2014年2月

2014年2月 6日

Android で ATOK

Nexus 7 が Android 4.4 (KitKat)にアップデートされて以来、
日本語 iWnn が強制終了することが頻繁に起きて、使い物にならなくなっていた。
そのうちに改善されるだろうと思って待っていたが、いっこうにその気配がない。
それで別のIMEを入れることにした。

安全性とか、これまでの慣れとかを考えて、ATOK for Android を購入してインストールした。
もちろん変換の精度は良い。
いろんなアプリと組み合わせても不具合が起きない。
やっと使い物になる Nexus 7 が帰ってきた。

 画面キーボードについての感想は、
縦置き時の Qwerty 配列が碁盤目状になるのは使いにくい。
テンキーでの入力はフリック入力がいい。
メーカーはジェスチャー入力を売りにしているが、45°の角度の違いを認識して指の動作をコントロールするのは意外に難しいし、今まで慣れたフリック入力の操作とは違っていて馴染めないので、私は使いたくない。

 外付けキーボードへの対応は、よくできていると思う。

 Nexus 7 + ニンテンドー・キーボード + 小さいマウス という組み合わせでパソコンのように使って、割と長い文章(この記事)を入力してみた。
推測変換をしないように ATOK を設定して入力したら、
邪魔な変換候補がうじゃうじゃと出てきたりしないので、
すっきりとパソコンと同じようなテンポで入力・変換できて快適だった。
入力・確定後にテキスト内の別の場所に移動したいときにも、
続きの文字をまだ何も入力しないうちにそれに続くであろうとATOKが予測した言葉の候補が勝手に現れてカーソルキーを変換操作で使わせようとしたりしないので、カーソルキーを使ってすぐに移動できる。
長い文章を入力するときには、推測変換なしの設定で外付けキーボードを使って入力するのが最適だと思う。

 もちろん、外付けキーボードを使わず、画面上のテンキーで入力するときには、推測変換もまた負担軽減に役立ったりもする。

 推測変換といい、ジェスチャー入力といい、
いろいろな機能は、それがいつも快適な入力に役立つとは限らない。
使い方によっては邪魔に感じられることがあるので、
使い方に応じて設定をいじるとよい。

 いろいろ書いたが、結論としては、
ATOK を使い始めて正解だ、と思っている。


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